専門家の専門家たる所以
暑いですねぇ…。
マリオは生活習慣病の予備軍の中では、かなり前線基地に送られる可能性の高い部類です(苦笑)
ところで、もし、皆さんが体調不良を訴えて病院に駆け込んだとき、お医者さんの対応が悪かったら、どう思いますか?
たとえば、聞いたことも無いような専門用語ばかりを連発して、さも「それくらい勉強してから来なさい」という態度とか。
たとえば、細かい説明なんて全然しないで、病名を告げることも無く、良く解らない薬を出して「様子を見てください」とか。
あるべき姿は、医者が充分に説明し、患者が充分にメリット・デメリットを理解し、両者で相談して治療方針を決めて、双方協力して病と闘う。
これこそが「インフォームドコンセント」と言って、今の医療界でとても重要視されている考え方です。
実は、情報処理業界も日々インフォームドコンセントです。
ユーザは情報処理に関する知識が豊富ではない、いわゆる患者様。
技術者は情報処理に関する知識が豊富な、いわば医師。
そして企業の抱える病を「システム」という方法論で治療しようとしている。
ですから、技術者は常日頃から「専門用語を平易な言葉で説明する」ことが求められます。
これが出来ない技術者は「ヤブ医者・ヤブ技術者」です。
そして、システムを提案するにあたっては、複数の案を提示して、それぞれのメリット・デメリットに関して充分に説明し、何を選ぶかをユーザに決めてもらう必要があります。
そういう意味では、技術者は「一つの問題を解決する方法を、常に複数提示できるだけの多角的視点」を持っていることが大切です。
ここまで良いですか?
同意して頂けますか?
では、告白します。
マリオはヤブ技術者です(号泣)
システムコラボでは、ヤブではない技術者を募集しています(切実!)