ジャネーの法則

ぼやき

今年も残すところ一週間となりまして、本日はクリスマスイブでございますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

どうも歳をとるごとに一年が短く感じるようになってくる…などと言われますが、確かに、以前に比べて本当に一年が短く感じられるようになって、昨年の今頃が、つい昨日のよう感じるマリオです。
(もちろん、つい昨日のように感じるからと言って、鮮明に記憶に残っていて思い出せるほど優れた記憶力は持ち合わせておりません。)

今日は、そんなお話し。

「人間は人生で経験した全ての記憶を持っている。ただし、思い出せるとは限らない。」という説が医学界にはあるようです。
いわゆる大脳には人間が人生で経験するすべての事柄をデータ化して格納しても充分に余るだけの容量があるそうです。

ところが、記憶をたどって思い出すにはインデックスが必要で、これは「重要と思われる情報・頻繁に使用される情報・インパクトの強い情報」ほど充実したインデックスになる。
逆に「あまり重要とは思われない情報・利用頻度の少ない情報・インパクトの弱い情報」ほど、インデックスが省略され、最後にはインデックスから削除され「データはあるのに探し出せない=忘れた」状態になるとの事。
ですから、子供のころの記憶は、何しろ毎日が新鮮で新たな発見の連続ですからインパクトが強い。当然、簡単にはインデックスが消えない。
しかし、大人になって、平凡で単調な毎日を送っていると、最近の事でも思い出せなくなるのですね。

つまり「単にマリオが健忘症なのではなく刺激が足りないのだ…」と思う事で、自分を欺きたいマリオです。

ところで、心理学では「歳を取るほど一年が短く感じる事」を説明した法則があるそうです。

かいつまんで説明しますと、人間は「自分の人生を100%として、ある期間が全体の何%にあたるか」の割合で長く感じたり、短く感じたりする…のだそうです。
つまり、10歳の子にとって1年は人生の10%。20歳の成人にとって1年は人生の5%、40歳の壮年にとって1年は人生の2.5%、傘寿を迎えると1年は1.25%まで減ってしまう。年々短く感じて当然だ。というわけですね。

この法則は「ジャネーの法則」という名前なのだそうです。

はい、今日は「何だか最近一年が短いんじゃね?」の法則のお話しでした。

では、じゃ~ね~、またね~♪

ぼやき

Posted by Mario